6月24日の午後、東京の調布周辺で大量のひょうが降ったと話題になっています。Twitterでは多くの人が写真を投稿しており、Togetterにもまとめられています。
ひょうが降り始めた午後2時30分頃には、お笑い芸人の有吉弘行さんも「車の窓が割れそうです」とツイート。大粒のものでは3センチを超えるひょうが降った模様で、雪のように降り積もった様子も見られます。思わず手にすくってみたり、集めて持ち帰ってみたという人も多かったようです。
ちなみに5月から6月は1年の中でひょうの被害が最も多い時期。ひょうを降らせる原因は夏の時期に発達する積乱雲ですが、上空の気温が低い5月や6月はひょうが解けずにそのまま降ってくることが多いのだそうです。皆さんも外出の際は十分にご注意を。
4月にローソンHMV エンタテイメントなどから110万ドルを調達したBeatrobo。調達の際にも紹介したのだけれども、彼らが手がけているイヤホンプラグ型マルチデバイス「PlugAir」は、スマートフォンのイヤホンジャックに挿入して専用アプリを立ち上げることで、コンテンツのダウンロードや視聴などができるというものだ。
スタートアップのハードウェアながら、すでに米国の人気バンドLinkin?Parkがファンクラブ向けの特典として採用しているほか、Universal Musicやアミューズ所属のアーティストの楽曲販売、ツアーグッズとして提供された実績がある。そんなPlugAirが今度はTM NETWORKの先行チケットの購入特典として採用された。
「TM?NETWORK?30th?WINTER?TOUR?2014」の先行チケットをアーティストのファンクラブで購入(抽選)すると、専用のPlugAirを特典として受け取ることができる。これをスマートフォンのイヤホンジャックに差し込めば、オリジナルのオンラインコンテンツをダウンロードできる。
Beatrobo CEOの浅枝大志氏は調達の際にも「今後、より多くのアーティストとの取り組みを進める」と話していたけれども、正直音楽業界とのアライアンスを手がけているスタートアップはそう多くはいない。あくまで提携先が1つ増えただけと見ることができるかも知れないけれども、Beatroboにはガンガンこの分野を切り開いていって欲しい(もちろんPlugAirは音楽に特化しているワケではないらしいので、他の分野も、だ)。
日立アプライアンスは24日、5.5合IHジャー炊飯器「ふっくら御膳 RZ-VW3000M」と2合IH炊飯器「おひつ御膳 RZ-VS2M」を発表した。同日、東京都内で報道関係者向けに新製品発表会を開催。発表会では、新製品のコンセプトや開発の背景、製品の特長などについて説明がなされた。
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発表会には、日立アプライアンス 取締役 家電事業部長 松田美智也氏と同社 商品計画本部 キッチン商品企画部 伴秀樹氏、同社 家電事業部 多賀家電本部 第三設計部 鈴木利明氏が登壇した。
○少量炊きをもっとおいしくする炊飯器
はじめに登壇したのは、松田氏。少人数世帯の増加や家庭内の食事時間の分散によって、「少量炊飯」へのニーズは高まっている。そこで、今回発表した「ふっくら御膳 RZ-VW3000M」、「おひつ御膳 RZ-VS2M」では、少量でもおいしく炊飯できるということを製品コンセプトにしたという。
続いて、伴氏が登壇した。伴氏は同社が行った顧客へのアンケート調査の結果を説明。調査によれば、2合以下の少量で炊飯する人が51%と全体の5割を占めた。その一方で、少量での炊飯はおいしく炊けないというイメージを持っている人が約6割いた。続いて、購入した機種を選ぶ際にどこを重視したかについて調査したところ、「おいしく炊ける」と回答した人が9割だったと伴氏は語る。特に、2008年発売の機種から少量炊飯に対応してきた同社は、「少ない量がおいしく炊ける」という点で高い評価を得ている。
これらの結果を踏まえて、2014年度の新製品は「おいしい少量炊飯」をコンセプトに製品開発が進められた、と伴氏は言う。
○少量炊いても5.5合炊いてもおいしいご飯を炊ける「ふっくら御膳」
鈴木氏からは技術面での説明があった。おいしいご飯を炊くには高温のキープが不可欠だが、大きな容量の炊飯器で少量の米を炊くと、余分な空間が大きいため高温をキープしにくい、と鈴木氏は語る。「ふっくら御膳」では、「大火力側面ヒーター」を採用することで内釜の内部を高温に保ち、少量でもおいしいご飯を炊けるようになったと言う。
○卓上であつあつご飯をほお張れる「おひつ御膳」
「おひつ御膳」は、熱源部からおひつ部分が分離し、持ち運べるのが特長の炊飯器。熱源部から離しても、「全周断熱構造」による優れた保温能力で約2時間は70度をキープすると鈴木氏は説明。「全周断熱構造」は、内釜の周囲に多層的に断熱加工が施された構造のことで、同社が冷蔵庫で培った技術も活用されている。
○本当に少量炊きでもおいしいのか
実際に"少量"で炊いたご飯を試食することができたので、その様子をお届けしよう。
試食した感想だが、「ふっくら御膳」で炊いたご飯は、口に入れても米の一粒一粒がしっかりとしていて噛むほどに旨みが感じられる炊き上がりだった。一方の「おひつ御膳」で炊いたご飯は、しゃっきりというよりはもっちりとした食感。
○おまけ - フォトギャラリー
(野山靖代)