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デノン、USB-DAC内蔵ポータブルアンプ「DA-10」発表 - newssabandon

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2025.07.20|コメント(-)トラックバック(-)

デノン、USB-DAC内蔵ポータブルアンプ「DA-10」発表


 ディーアンドエムホールディングスは2014年7月18日、デノンブランドのUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドフォンアンプ「DA-10」を発表した。10月中旬に発売の予定。価格はオープンで、予想実売価格は4万5000円前後(税込)。

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 デジタル入力、アナログ入力の両方に対応したポータブルヘッドフォンアンプ。入力端子は本体背面に3つある。1つ目はUSB-Micro B端子で、これはPC(Windows/Mac)との接続に使う。2つ目はUSB-A端子。これはiPod、iPhoneなどiOS搭載機器との接続に利用する。3つ目はアナログ入力の3.5ミリステレオミニ端子。ポータブルプレイヤーや、Androidスマートフォンなどを接続する。

 入力信号ごとに対応する入力信号が異なる。PCとの接続に使うUSB-Micro B端子はDSDの2.8MHzおよび5.6MHzのほか、PCM(192kHz/24ビットまで)に対応する。iOS機器との接続に使うUSB-A端子はPCM(48kHz/24ビットまで)に対応し、アナログ入力はプレーヤーからのアナログ信号をそのまま受け取る。

 PCと接続したときは、ASIOドライバーを使うことでDSD信号を直接転送して再生することができるほか、DSDのデータをPCM信号として送信するDoP(DSD Audio over PCM Frames)にも対応する。PCMの入力信号はデノン独自の「Advanced AL32 Processing」技術によって、ビットレートとサンプリング周波数を高めて再生することができる。

 DACチップは米Texas Instruments(テキサス・インスツルメンツ)の「PCM1795」。データ転送時はPCとクロック信号を同期せず、DA-10自体のクロック回路からの信号を利用する。PC側のクロック信号の影響を受けずに精度の高い信号伝送が可能だ。

 アンプ部には低ノイズ、低歪のオペアンプとディスクリート部品で構成した電流バッファー回路を搭載しており、力強い音から、ささやくような音まできちんと再生する。

 多様なヘッドフォンに対応することも特徴だ。本体側面にゲイン切り替えスイッチがあり、「Normal」と「High」を切り替えることでインピーダンス値が低いヘッドフォンだけでなく、高いヘッドフォンにも対応する。対応するインピーダンス値は8~600オーム。

 電源は内蔵リチウムイオン充電池。USB端子経由で充電する。PCのUSBの端子を利用した場合、充電時間は約6.5時間。1アンペア以上のUSB充電器を利用した場合は約3.5時間で充電できる。充電池による駆動時間はiOS機器利用時は約7時間で、アナログ入力利用時は約24時間。外形寸法は63(幅)×136(奥行き)×27(厚さ)ミリ。重量は240グラム。

 ディーアンドエムホールディングスはこのDA-10を7月19日にフジヤエービックが開催する「ポタ研2014夏 ポータブルオーディオ研究会」(中野サンプラザ)に出展する。試聴も可能だ。

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2014.07.19|コメント(-)トラックバック(-)
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