
Mozilla Foundationは6月10日、Webブラウザの安定版アップデートとなる「Firefox 30」をWindows、Mac、Linux、Android向けに公開した。
Mozillaのセキュリティ情報によると、Firefox 30では計7項目の脆弱性が修正された。このうち解放後使用やバッファオーバーフロー、メモリ安全問題などの5項目は重要度「最高」に区分けされている。
脆弱性はWeb AudioやSMIL Animation Controller、Event Listener Managerなどの機能に存在し、不正なコンテンツを使って潜在的に悪用可能なクラッシュを誘発される恐れがある。
一部の脆弱性は延長サポート版のFirefox ESRにも存在しており、更新版の「Firefox ESR 24.6」で修正された。
7日、ソフトバンクモバイルは新料金サービス「スマ放題」を開始すると発表した。国内通話料金が定額となり、データ通信容量を家族で分け合うことも可能なこの料金プラン、NTTドコモが1日から開始した新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」との違いはどこだろうか。
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ソフトバンクの「スマ放題」でスマートフォンを持つ場合、通話定額の「通話し放題プラン」がスマートフォンで2,700円、3G携帯電話で2,200円の月額基本料金となる。
これに高速通信ができる「データ定額パック」を組み合わせる。「データ定額パック」は月間通信料2GBまでが月額3,500円、5GBまでが月額5,000円、10GBまでが月額9,500円、15GBまでが月額12,500円、20GBまでが月額16,000円、30GBまでが月額22,500円の6プランとシンプルスマホ用、3Gケータイ用のプランがそれぞれ用意されている。これにインターネット接続のための「S!ベーシックパック・ウェブ基本使用料」として月額300円がかかる。
また25歳以下のユーザーは「U25ボーナス」を適用すると、基本使用料が500円割引され、月間1GBデータ量が追加される。
「データ定額パック10」以上のデータ定額パックを契約するとデータ量を家族で共有できる「家族データシェア」オプションを付けられる。月額料金は子回線1回線あたり500円。月間の容量が足りなくなれば1GBあたり1000円で追加購入することができる。
ここまではドコモの「カケホーダイ&パケあえる」とほぼ同等となる。
ソフトバンクの「スマ放題」にあってドコモの「カケホーダイ&パケあえる」にないサービスの1つが「データくりこし」である。「データくりこし」は「データ定額パック5」以上に加入すると、当月のデータ量が余ったときに、翌月に繰り越すことができるサービス。繰り越し分は翌請求月末まで有効なので無駄なく利用しやすくなる。設定データ量上限超過時に、1GB 1,000円で追加購入したデータ量も繰り越し可能となっている。
「スマ放題」にしかないもう1つのサービスが「家族おトク割」である。家族合計2~10回線で、各データ定額パックのデータ量合計が10GB以上の場合に適用でき、データ定額パックの月額料金が割引となる。割引額は「データ定額パック5」の場合月額300円、最も大きな「データ定額パック30」の場合月額3,000円となる。
長期契約の回線に対する割引として、ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」では、家族グループ内で最も長く契約している回線に「ずっとドコモ割」が適用でき月額料金が300円から2000円割引になるが、ソフトバンクの場合は「長期継続ボーナス」として毎月の利用料金で貯まるポイントの付与率が契約期間に応じてアップする。通常請求額1,000円につき5ポイントの付与が、3~10年目のユーザーには2倍の10ポイント、11年目以降のユーザーには5倍の25ポイントとなる。
注意しなくてはいけないのは、「家族データシェア」と「家族おトク割」は、「家族データシェア」「U25ボーナス」とは併用できない点である。そのためユーザーは「データくりこし」+「家族おトク割」+「長期継続ボーナス」と「家族データシェア」+「U25ボーナス」+「長期継続ボーナス」の組み合わせからどちらかを選ぶことになる。
ソフトバンクの「スマ放題」では、「データくりこし」+「家族おトク割」+「長期継続ボーナス」を選ぶことによって、ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」ではできなかった、家族とデータをシェアせず「データくりこし」で使いながら「家族おトク割」で割引を受けるという使い方が可能となる。
筆者は、ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」を最初に見た時に「データ量を取り合って喧嘩する家族が出るのでは?」と思ってしまったが、ソフトバンクの「スマ放題」は筆者のような心配をしてしまう家族にも安心してオトクに利用できる料金プランであると言えるだろう。
「スマ放題」は、26日からMy SoftBank・ソフトバンクカスタマーサポートで、7月1日から店頭で受付開始となる。合わせて3,000円が割引となる「スマ放題スタートキャンペーン」が11日から30日まで実施される。
ソフトバンクグループ代表の孫正義氏は6月11日、傘下のソフトウェア開発会社アスラテックの発表会で、ロボット用の基本ソフト「V-Sido(ブシドー)」を開発したとビデオメッセージを通じて発表した。アスラテックは同日よりロボットソフトウェア事業に本格参入した。
V-Sidoは、ロボットの動きを制御するための基本ソフト。リアルタイムにロボットの動きを生成でき、急な衝撃を受けたときや不安定な足場でも倒れにくい安定性を実現する。また、スマートフォンなどの入力デバイスから指示を出すことで、必要な情報をロボットに補完させて動かすこともできる。
開発を担当した、アスラテックのチーフロボットクリエイターである吉崎航氏によれば、ソフトバンクが5日に発表した人型ロボット「Pepper(ペッパー)」にもV-Sidoの機能の一部が実装されている。ただし、具体的にどの機能が実装されているかは「公表できない」(吉崎氏)としている。
孫氏はビデオで、「ソフトバンクグループが本気でロボット事業に取り組むことを、5日にPepperを発表した時とは異なるかたちで公表する」と思いを語り、今後グループで資本増強し、ロボット事業で一気に花を咲かせていきたいと意気込んだ。なお、ビデオはYouTubeで視聴できる。
アスラテックは同日の発表会で、コンセプトモデルのロボットも披露した。その模様は追ってお伝えする。