
10年後(2024年)にIT部門はどんな姿になっているか――ガートナー ジャパンが先頃発表した調査結果で、企業のITリーダーはIT部門の役割が明確になっているだろうと考えていることが分かった。この調査は従業員1000人以上の企業のITリーダーに尋ねたものだ。
調査によれば、回答の上位は「アウトソースとインソースの明確化が進む」「ベンダーへの依存度がより大きくなる」の2つ。これはIT部門がサービスや機能の多くをアウトソースしていくようになるという見方ができるという。
しかしガートナーは、アウトソースによって自社のスキルやノウハウが流出すること懸念し、社内と外部の切り分けを明確にして社内ITの在り方を検討する場合もあると指摘。またアウトソースは、主にユーザー企業よりもベンダー側が優位(設計・開発している立場から)となるインフラ領域で進み、ユーザー企業のIT部門はアプリケーション領域にリソースを集中させるとの見方もできるとしている。
また、3位以下の回答からはIT部門にメスを入れようとしている企業が多いこともうかがえるという。それは「IT部門と利用部門を橋渡しする人材の登場」「経営企画部門にIT部門が組み込まれる」の2つだ。
本来、ITとはビジネスをサポートするツールであり、その活用ではIT部門がビジネスを理解していることが必要であり、理解が無ければITの開発もビジネス効果の把握もできない。ただビジネスに詳しいのが業務部門であっても、IT部門は部門を横断してビジネスを理解できる立場にあり、企業全体を管理する立場の経営企画部門と連携する、あるいは、その中でITをリードしていく重要な役割を担っていくとみられる。
この調査についてリサーチ ディレクターを務める片山博之氏は、「既存の体制がベストとは考えておらず、IT部門の組織としての価値をどのように高めるべきか、試行錯誤していることが分かる。IT部門は単独ではなく、他部門や外部ITベンダーを含む三者の強みを生かすエコシステムを活用して、自身の価値を最大化する方法を考える」と述べている。
COMPUTEX TAIPEI会場「TWTC 1号館」の2階ブースで回転しながら浮遊する謎の物体を発見した。
銀色に輝きながらくるくると回り続けるあやしい物体。なんとなく想像はついたのだが、一応出展しているスタッフに、これは一体何なのか訊ねてみた。答えはBluetoothスピーカーなのだという。スピーカーの底側には強力な磁石が組み込まれていて、同じく下の台座に仕込まれている磁石と反発してふわふわと浮いているのだ。開発したのは台湾のメーカー、ASWY Electronic社。本機は現在開発中のプロトタイプとのこと。スピーカー側にはボリューム調整やコール受話ボタンもあるので、おそらくハンズフリー通話にも対応するのだろう。
シャープは6月5日、2013年に発売した4K液晶テレビ「AQUOS UD1」シリーズで、HDCP 2.2コンテンツの再生にバージョンアップ対応すると発表した。
バージョンアップは、サービス技術者がユーザー宅に出向いて部品交換する形で実施される。受付開始は6月11日。詳細はUD1のウェブサイトから確認でき、すべて無償で行われる。
今回のバージョンアップは、6月2日に開始された4K試験放送への対応として実施されているもの。4K試験放送を視聴するには、4K対応チューナとスカパー!プレミアムサービス対応アンテナ、HDMI 2.0規格に準拠し、HDCP 2.2に対応した4Kテレビなどが必要になる。
UD1は、HDMI 2.0規格に準拠した4K60p信号の入力をソフトウェアバージョンアップにより現在対応しており、HDCP 2.2の環境が整い、4Kレコーダー「TU-UD1000」などの対応チューナと接続すれば、4K試験放送が受信できるようになる。
これにより、シャープでは4K試験放送が視聴可能な液晶テレビとして「AQUOS UD20」シリーズ、UD1シリーズ、「AQUOSクアトロンプロ XL10」シリーズ(4K30p)の3シリーズを展開することになる。