ASUSTeKは7月11日、Z97チップセットを採用したATXマザーボード「Z97-WS」を発表、7月12日に発売する。価格はオープン、予想実売価格は4万5500円前後(税込み)。
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Z97-WSは、チップセットとしてIntel Z97を採用するLGA1150対応マザーボードで、Celeron~Core i7およびXeon E3-1200/同 v3シリーズの搭載にも対応。拡張スロットはPCI Express 3.0 x16×4、同 2.0 x4×1、同 x1×2を備えており、4-way SLI/CrossFireX環境の構築もサポートしている。
メモリスロットはDDR3スロット×4(最大32Gバイト)を搭載した。バックパネルはUSB 3.0×6、USB 2.0×2、eSATA、ギガビットLAN×2などを装備、映像出力はHDMI/DisplayPort Mini DisplayPortを利用可能だ。
フロンティアファクトリーは7月11日、米Klipsch Group(クリプシュ)がカナル型イヤフォン「X10」を復刻し、アジア限定で販売すると発表した。7月25日に発売予定で、価格はオープンプライス。店頭では1万9800円(税別)前後になる見込みだ。
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X10は、2007年に発売したクリプシュ初のイヤフォンラインアップの最上位モデル。翌年、日本でも発売されて人気機種となったが、2010年頃にはカタログから外れ、「Image X11i」にフラグシップの座を譲った。しかし、「音にこだわるユーザー層からは、スマートフォン向けリモコンのないX10の後継機を求める声が多かった」(フロンティア)という。
今回は後継機ではなく、X10を当時のまま復刻した。細身の筐体(きょうたい)は軽量なアルミ製で、重量はわずか10グラム。独自仕様のバランスド・アーマチュア型ドライバーをシングルで搭載し、「一聴してシングルとは思えないほどの繊細かつダイナミックなサウンド」(同社)を復活させている。
周波数特性は5~1.9万Hz、感度は110dB、インピーダンスは50オーム。特許取得済みのイヤーチップ「Oval Ear Tips」5サイズとキャリングポーチが同梱(どうこん)される。
日本のポップ・カルチャーが世界で人気――という話はしばしば耳にするものの、実際どうなのかいまいち実感がないのが事実。フィンランドではどうなのでしょう? 現地取材の合間に目撃したものを紹介します。
【PCの壁紙にAzunyan】
●「ナウシカ」と「ハム太郎」の組み合わせ
まずはヘルシンキ中心部の大きな本屋・アカデミア書店。ベストセラーや雑誌など売れ筋商品が並ぶ1階。さすがにこのフロアにはないかな……と思っていたら店内の1番奥に「MANGA」コーナーが。しかも棚2面。
フィンランドの国民的キャラクター・ムーミンの絵本、宮崎駿さん「風の谷のナウシカ」の原作、そして「とっとこハム太郎」が並んでいる、この組み合わせがシュールでした。「ハム太郎」はテレビで放映されていたようです。
その横にはおなじみの漫画がたくさん。特に目立つのはやはり少年ジャンプの作品群でした。棚の最上部は「DRAGON BALL」「NARUTO」で占められていますし、その下には「ONE PIECE」「DEATH NOTE」「BLEACH」など。
少年漫画だけでなく「しゅごキャラ!」「よつばと」「チーズスイートホーム」などの名前も。個人的には「だぁ!だぁ!だぁ!」があったのがびっくりでした……な、なつかしい……。
●「Azunyanが好き!」
続いて、まさかの場所で出会いました。子ども向けのアニメを制作するFuturecode、アニメーターの女性たちのPCの背景は……。
「けいおん!」「TIGER&BUNNY」でした(もう1人の方は「進撃の巨人」だったのですがファンアートだったので掲載するのはやめておきます)。
「けいおん!」は登場人物の1人・琴吹紬さんの別荘がフィンランドにある――という設定の親近感もあるのでしょうか。壁紙にしていた彼女は「Azunyanが好き」だそうです。
今勢いがあるのは? と聞いたら「Attack on Titan!」(「進撃の巨人」英題)と返ってきました。「NARUTO」「銀魂」あたりも長く人気のようです。少し話を聞いていると、コスプレを楽しむ人の割合が高いような印象を受けました。
私がフィンランドに着いた日曜日に、年に1度の大きなオタクイベント「DESUCON」(ですコン、と読みます)がヘルシンキから少し離れたラハティという街で開催されていたらしく、彼女たちはそれに参加してきたそうです。残念、あと1日早く着いていれば。
会場の様子はこんな感じ。コスプレイベントや同人誌の即売会、ステージイベント、DJパーティー、メイドカフェ「Cafe Ichigo」など盛りだくさんですね。プログラムを見ていて個人的に気になったのは「てるてる坊主ワークショップ」。確かに言われてみればてるてる坊主って日本文化っぽい……。
日本からのゲストも毎年呼んでおり、今年は「鋼の錬金術師」「交響詩篇エウレカセブン」の京田知己監督だったようです。
●MANGA cafe
行きたくて行けなかったもう1つはヘルシンキ中心部にある「MANGA Cafe」。日本の漫画喫茶とは随分雰囲気が違うようです。
Facebookページでは、かなりの頻度でポッキーが紹介されているのが印象的。「ねるねるねるね」「つくろう!おべんとう」などおもしろお菓子も多くの「いいね!」を集めています。ネコやパンダの絵の描いてあるドーナツやカップケーキも「kawaii」テイストです。普段何気なく食べてるものは海外の方の目を通すとこんな風に見えるんですね。
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