マイクロソフトの前世代機 Xbox 360 を象徴するゲームのひとつ Halo 3 に、発売から約7年にして新たなイースターエッグが見つかりました。
Halo 3 の未発見イースターエッグ、発売から約7年でついに見つかる
(続きに動画を掲載しています。ゲーム本編とは関係がない開発者のお遊びなので、ネタバレ的な心配はありません)
Halo 3 に限らず、開発元 Bungie のゲームには本筋とは直接関係がないイースターエッグが多数含まれており、延々と遊び続ける熱心なプレーヤーのあいだでは、発売後も隠し要素を発見する努力が続けられてきました。
Halo 3では、約2年前に開発元 Bungie のあるスタッフが「コードを眺めていて偶然見つけたイースターエッグのひとつは、特定の日にしか出現しない」と語ったり、また別の開発者が「Bungieで働いていてもっとも誇らしく思った瞬間は?」との質問に「ロード画面に仕込んだイースターエッグ(まだ見つけられていない)を妻に見せたとき」と答えたことから未発見イースターエッグのヒントはあったものの、出し方の条件や内容は不明のままでした。
Halo 3 プレーヤーの Lord Zedd 氏らが、今週になって発見したイースターエッグの動画はこちら。日付を12月25日にして、ロード画面で左右のスティックを押し込んでズームアウトするとこうなります。
見せられても何が起こっているのか分かりませんが、形成されてゆくリング (Halo) の表面をよく見ると、何やら文字が書かれていることが分かります。文字列は「Happy Birthday to Lauren」。
開発者がゲームにこっそり隠すメッセージとしてはおなじみの、家族や恋人に当てたメッセージでした。Halo 3 は今年の年末に Xbox One で発売される4作パック『Halo: The Master Chief Collection』に1080p 60fps リマスターで収録予定ですが、マスターチーフコレクションは4作品を起動し直すことなくひとつのマスターメニューからシームレスに遊べる仕様となるため、ロード画面イースターエッグも再現されるかは分かりません。
必死で探し続けたわけでもなく開発者の妻でもない部外者には特に達成感も感激もなく「だから何だ」感しかありませんが、まあプレーヤー向けではないイースターエッグとはそんなものです。設定上では直径1万キロメートルに及ぶ超巨大環状メガストラクチャーを奥さんへのアニバーサリーリングにするなんてロマンティック!とぞんざいに締めておきます。
NVIDIAの開発向けボード「Jetson TK1」の取り扱いをあきばお~零が開始、早ければ来週末に入荷予定。予価(税抜き)は24,000円。
Jetson TK1は、タブレットなどのモバイルデバイス向けSoCであるTegraシリーズの最新モデル「Tegra K1」を搭載した開発者向けボード。5月末にオリオスペックで販売が始まりましたが、初回入荷分、次回入荷分が共に予約分で売り切れていました。今回、あきばお~零が取り扱いを開始するということで、これまでよりも入手しやすくなります。
ちなみに、購入時に「確認書」(内容は大量破壊兵器に関連した利用の禁止、NVIDIA競合メーカーへのデータ提供禁止、転売の禁止)への同意とサイン・捺印が必要になるのは、これまでと同じです。
前回、買い逃したという方はこの機会にどうぞ。
【AKIBA PC Hotline!,石橋 一衛】