
テレビのニュースなどのメディアソースが、これからは、Facebook上で、どんな人たちに何が人気かを、話題にすることができる。今日Facebookは、Trending、Topic Insights、Topic Feed、Hashtag Counter、などのAPIをローンチした。それはFacebookのPublic Content Solutions部門からの提供で、Facebookはこの部門の活躍により、メディアの関心を(今もっぱら彼らが集(たか)っている)Twitterから奪いたいのだ。
新しいAPIはこんなのだ:
Trending – Facebookで今トレンドになっている話題の一覧を個人情報ぬきで提供する。
Topic Insights – 特定の話題を話し合っている人たちの層特性をやはり名前などぬきで提供する。
Topic Feed – 特定の話題に関連する公開ポストを気になる言葉で検索し、フィードのランクを見る。
Hashtag Counter – 一定の時間内~期間内に特定のハッシュタグが言及された回数を数える。
たとえばテレビ番組Dancing With The Starsが、Facebookのデータを視覚化して見せたいと思ったら、どうするか。Trendingを使って、この番組がFacebook上でも人気があることを視聴者に教え、ついでに世界のニュースなども見せるだろう。Topic Insightsを使えば、この番組の人気が高いのはどの地方のどんな人たち(性別など)で、ほかにどんな関心をもっている連中かを視聴者に伝えられる。Topic Feedを使えば、Dancing With The Starsに関連するすべての公開ポストを見せられる。また、番組に出演している二つのダンスチームのハッシュタグを見せて、視聴者にどっちが好きか投票させ、その結果を比較して話題にすることもできる。
Topic Insights APIは前からあったのでは?と思った方は、それがまさに、去年ローンチしたKeyword Insights APIの進化形だからだ。メディアの連中は、Keyword Insights APIはあまりにも使い辛い、と言いつづけてきた。その話題に関連したものを何でも知りたいのに、利用者は検索するすべてのキーワードのリストを手作業で作らなければならない。これでは結果は“何でも”にならない。新しいAPIでは、利用者(メディアなど)は話題(トピック)の言葉を指定するだけでよい。関連ポストを探すのは、Facebook自身がやってくれる。たとえば”Red Sox”というチーム名のトピックをTopic Insightsで指定すれば、スタジアムのFenway Parkやチームの各選手などに関連したポストも調べられるだろう。
Facebookが、今現在のホットな話題に関するデータをテレビなどのメディアに提供するのは、なぜだろう? ユーザがそれらをテレビで見たら、自分もまた、Facebookへ行って、そのイベントについて投稿したり、誰かとおしゃべりしたくなるからだ。すなわち、Facebookのアクティブユーザ増強策の一環であります。
(翻訳:iwatani)
米Facebookは4月30日(米国時間)、サンフランシスコで開催中の開発者向けカンファレンス「f8」で開発者向けプログラム「FbStart」などを発表した。同日発表したモバイル広告ネットワーク「Audience Network」は、課題とされているモバイル広告を強化するもので、米Googleなどに対抗するものとなる。
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FbStartは米Adobe Systemsなど11社の提携企業と共に展開するもので、選ばれた開発者に最大で3万ドル相当の技術やツールを提供する。開発を始めたばかりの開発者向けの「Bootstrap」、すでにアプリを展開中で取り組みを拡大したい開発者向けの「Accelerate」の2種類のトラックを用意する。
具体的には、Facebookで使えるクレジット、Adobe Creative Cloudのライセンス、モバイルアプリ開発のParseで利用できるクレジットなどが提供され、金額としてはBootstrapは最大5,000ドル相当、Accelerateは3万ドル相当になる。
iOS/Androidをターゲットとしたモバイルアプリ開発者が対象で、Facebookとの統合は必須ではない。F8出席者は同日より、それ以外の開発者は数週間後に申し込み受付を開始する。
Facebookはこのほかにも、モバイル開発者向けの取り組みとして、マネタイズのためのモバイル広告ネットワーク「Audience Network」も発表した。これは、広告主がFacebookおよび他のモバイルアプリに向けて広告やキャンペーンを展開できるネットワークで、バナー、ネイティブ、ページ遷移中に表示するインタースティシャルの3種類のフォーマットを用意する。SDKなどを利用して、エンゲージやコンバージョンを測定できるという。
これらの取り組みを紹介しながら、Facebookは開発者のアプリ開発促進にあたって「安定したプラットフォームとしての要素を強化していくことにフォーカスする」と述べている。安定性の強化として、コア開発者製品で2年間の安定性の保障を提供するなどのことも発表している。
(末岡洋子)
日産自動車の米国市場における主力SUV、『パスファインダー』。同車の新型が、米国でリコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。日産自動車の米国法人、北米日産から、新型パスファインダーに関するリコールの届け出を受けたと公表している。
今回のリコールは、トランスミッション系統の不具合が原因。NHTSAによると、新型パスファインダーのCVT搭載車には、トランスミッションオイルが漏れる可能性があり、その場合、加速しなくなり、事故のリスクが高まるという。
リコールの対象となるのは、2013年モデルのパスファインダーの一部。2012年4月中旬から、2012年10月初頭にかけて生産され、米国で販売された3065台が該当する。
北米日産では、対象車を保有する顧客に連絡。対策部品が用意できる2014年5月から、リコール作業に着手する予定としている。
《レスポンス 森脇稔》