
NTTドコモの加藤薫社長は4月10日、新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の発表と合わせて、VoLTE(Voice over LTE)を夏に開始すると表明した。
【VoLTEのデモ画像】
VoLTE利用時の通話料金はカケホーダイプランのものが適用される見通しだが、ドコモ広報部によると、「料金体系については検討中で、(カケホーダイと)異なる可能性もある」という。また利用可能エリアや対応端末なども未定だ。
VoLTEはキャリア3社が導入を検討しているが、具体的な提供時期を明言したのはドコモが初めて。加藤社長は1月に行われたITmedia Mobileの取材に対して、「できるだけ早く商用化したい」とコメントしていた。
オープンソースのSSL/TLS暗号化ライブラリ「OpenSSL」に極めて深刻な脆弱性が見つかった問題で、影響を受ける企業が緊急対応に乗り出している。この脆弱性を悪用されるとパスワードや秘密鍵などの情報が流出する恐れがあり、攻撃を受けたとしても痕跡は残らない。
Googleは米国時間の9日までに、検索サービスやGmail、YouTube、Wallet、Play、Apps、App Engineなどの主要サービスで問題を修正したと発表した。ChromeとChrome OSは影響を受けないという。
Google Cloud PlatformやGoogle Search Appliance(GSA)については現在対応中。Google Compute Engineの顧客は各インスタンスについてOpenSSLを手作業で更新するか、既存のイメージを更新版のOpenSSLを含むバージョンに入れ替える必要がある。
Androidはバージョン4.1.1が影響を受け、パッチに関する情報をパートナー各社に提供している。それ以外のバージョンは影響を受けないという。
MozillaはPersonaとFirefox Account(FxA)が影響を受けることを明らかにした。両サービスともサーバの大部分をAmazon Web Services(AWS)で運用しているという。Mozillaは全プロダクションサービスのTLS鍵を生成し直し、流出した可能性のある鍵や証明書を失効させる措置を取った。
AWSはElastic Load Balancing、Amazon EC2、AWS OpsWorks、AWS Elastic Beanstalk、Amazon CloudFrontの各サービスが影響を受けるといい、顧客側にもSSL証明書の入れ替えなどの対応を促している。これ以外のサービスは影響を受けないか、顧客側の行動を必要としない対策を講じたとしている。
米SANS Internet Storm Centerによると、この他にもRed HatやUbuntuなどの主要Linuxディストリビューションや、Cisco、Juniper、Novellといった各社が対応状況を公開している。
AppleのOS X Mavericks(10.9)のデフォルトのOpenSSLは、脆弱性が存在しないバージョン0.9.8だという。ただしMacPortsを使っている場合は、脆弱性のあるOpenSSL 1.0.1がインストールされており、対応を必要とする。
●対応状況を公開している主要ベンダー(SANS Internet Storm Centerより)
・CACert
・Cisco Systems
・Fortinet
・Gentoo Linux
・Juniper Networks(要ログイン)
・Juniper Networks
・F5 Networks
・Novell
・OpenVPN
・Aruba Networks
・Check Point Software Technologies
・OpenSSL
・Red hat
・Slackware
・WatchGuard Technologies
・Openvpn client(SparkLabs)
・Viscosity(SparkLabs)
SANSによれば、脆弱性のあるシステムをリモートでスキャンするためのコンセプト実証コードも出現した。実際に探る動きも活発になっていることから、対応を急ぐ必要があるとアドバイスしている。
10日、NTTドコモは新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」を発表。NTTドコモの加藤薫社長は「ファミリー割引など、これまでも家族という単位を意識してきたが、今回はそれをさらに強く意識した」と新プラン導入の狙いを話した。
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新料金では、音声定額となる『カケホーダイ』(国内通話無料)、データ通信向け『データプラン』、フォトパネル等向け『デバイスプラス』の3種類の基本プランを用意。カケホーダイ、データプランの基本プランに、パケットパックを組み合わせるカタチとなる。パケットパックでは、30GBのデータ量を家族でシェアする『シェアパック30』を用意するなど、家族契約でメリットがでるメニューを充実させた。
加藤社長は「長くドコモを使って頂いているユーザーのメリットという観点からすると、MNPでポートアウト・インするユーザーへのキャッシュバック等の優遇との “差が大きい”、という声に応えた。(ユーザーメリットは)基本的には家族で分け合って頂くという発想になった」と説明。加えて、「長期利用している人個人だけでなく、家族の中で一番長く契約されている方に合わせて、割引の額を適用するのが喜んで頂けるという発想になっている」と話した。
一方、データ通信に関しては、「データ通信は、動画を中心にどんどん皆さんのサービスの利用が増えているので、相応な負担をして頂くカタチになった。データ通信はしないという人にはカケホーダイだけでもOKですし、データ通信だけでいい方にはスマートフォンのデータ通信契約だけということもできる。我々としては、カケホーダイとパケットパックの組み合わせでリッチなコミュニケーションを楽しんで頂きたい」とした。