
キングソフトは、3月13日、iPhoneやiPad、iPod touchで使えるiOS向けオフィスアプリ「KINGSOFT Office for iOS」を公開した。App Storeから無料でダウンロードできる。
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先行公開したiOS向けプレゼンテーションアプリ「Presentation」の機能を大幅に改善し、表計算アプリ「Spreadsheets」とワープロアプリ「Writer」を追加。「Microsoft Office」やキングソフトのオフィス互換ソフト「KINGSOFT Office」で作成したファイルを閲覧・編集できる。
Microsoft Officeのドキュメントも高い再現性で表示。ユーザーインターフェースはiOSに合わせ、使い慣れたPCのオフィスソフト機能とほぼ同等ながら、より直感的に操作できる。なお、「Spreadsheets」は、当初は、ファイルの閲覧(行・列のサイズ変更、挿入されたコメントの表示)のみで、今春中のアップデートで、新規作成・編集機能を追加する。
共通機能として、オンラインストレージサービスのGoogle Drive/Box /Dropbox/Sky Drive/WebDEVに対応。さらに、「ファイル転送」機能を使えば、同一の無線LANに接続しているPCとiOS端末でファイルの送受信ができる。対応OSはiOS 6以降。
「KINGSOFT Office for iOS」のリリースによって、「KINGSOFT Office」シリーズは、PC、Android、iOSと、主要なすべてのデバイスに完全対応した。今春には、オフィス文書の閲覧、共有とシームレスな連携で快適なドキュメント管理を実現させるドキュメントに特化したクラウドサービスを提供する予定。
GoogleのProject Tangoスマートフォンは、3D環境を感知するハードウェアの実験的な実装で、本当は今日あたりデベロッパの手に渡るはずだった。しかし実際には今日(米国時間3/14)、Chromeのイシュートラッカーでそのスペックの一部が公開
され、それをいち早くMyceが見つけて報じた。これらのスペックを見ると、Googleが実際にどうやて3Dのコンテキスト感知というマジックをやっているのか、が分かる。
その仕事をする主役は、通常の4mpのカラーカメラにプラスして搭載されている3台のカメラだ。一台は前方120度の広角で視界を撮り、別の一台は後方を180度の視野角で撮る。そしてあとひとつ、320×180という低解像度のカメラが奥行き(depth)を感知する。カメラだらけのデバイスだが、しかしデモを見たかぎりでは、画面5インチのふつうのスマートフォンのサイズに、すべてが無理なく収まっているようだ。
Tangoを生み出したGoogleのAdvanced Technology And Projects(ATAP)グループは、元々はGoogleが買収したMotorola Mobilityにあったもので、MMをLenovoに売ったときも、Googleはこのグループを手元に残した。この特殊な研究開発部門はDARPA出身者などから成る高度な技術者集団で、モジュール構造のスマートフォンProject Ara(関連記事(1)、(2))もここのプロジェクトだ。そのほか、刺青を利用する認証システムや、薬剤投与方法なんかも研究している。
スマートフォンを利用する有視界ロボットは、一般的に、まだまだこれからの研究開発課題だが、Tangoはそれを大きく前進させる力の一つになるだろう。すごいことのできるモバイル製品がやがて登場する、という予感を与えてくれるね。
(翻訳:iwatani)
ユビキタスエンターテインメントは14日、手書きに特化したタブレット端末「enchantMOON(エンチャントムーン)」の改良版端末「enchantMOON S-II」の発売と、OS「MOONPhase」の大幅アップデートを発表した。「enchantMOON S-II」の発売は4月を予定。価格は16GBモデルが4万9,800円、32GBモデルが5万9,800円。
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今回発表された改良版端末「enchantMOON S-II」は、ハードウェアのスペックに関して初代「enchantMOON」とまったく同一の物を採用。プリインストールされているOSが大幅にアップデートされた新バージョンとなっており、処理速度が大幅に向上しているという。 同社の清水亮代表取締役は、この発表に至るまで、CPUの変更や筐体デザインの変更などハード面の変更を検討したと語った。しかし、既存ユーザーへのアンケートを実施したところ、「現状の筐体デザインのまま、もっと動作を早くしてほしい」という声が多く寄せられたこと、CPU自体の性能に関わらず動作の遅延は解消可能と判断したことから、今回のような発売形式を取ったと明かした。
これまでのOS(コードネーム「Columbia」)では、すべてのデータにおいてベクター形式で手書きデータを保持していたが、それによってページ切り替えなどの各種動作の遅延を解消するため、新OSではデータ形式をラスター形式に変更。ソースコードを一から書き直すレベルでの大幅変更を行い、処理速度を高めることに成功した。新OSについて、既存の同端末ユーザーには無料で配布される。
また、発表会終盤、同端末の描画性能をプレゼンテーションするため、イラストレーター/モデルの嘉山楓氏が登場。すべて同端末を用いて制作した絵本風のコンテンツを披露した。フジテレビ系「笑っていいとも!」の似顔絵コンテストでグランプリ受賞経験のある画力の持ち主である嘉山氏は、同端末の筆圧感知の精度が高いため描き心地がよく、紙と鉛筆同様に扱えたとコメントしていた。
そのほか、同端末で作成したコンテンツをスマートフォンやPCでも閲覧可能にするHTML5べースのエミュレーター「Gemini」や、専用クラウドストレージ「Skylab」の開発についても併せて発表された。なお、今後の展開として、さらなるOSアップデートを行う「enchantMOON S-IVB」を2014年内に、ハードウェアを根本的に見直した「enchantMOON MkII」を2015年に発表予定とのこと。