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2025.08.13|コメント(-)トラックバック(-)

今見ておきたい電子出版ソリューション――気になるブースに行ってみた


 7月2日に開幕した「第18回国際電子出版EXPO」。「第21回東京国際ブックフェア」など5つの展示会と同時開催され、すべてあわせると過去最多となる1530社の企業が参加している。

 ここでは、第18回国際電子出版EXPOに出展している、電子書籍関連企業85社のブースを巡り、記者が気になったサービスやコンテンツなどを取り上げていく。

●メディアドゥ

 5月13日に電子図書館プラットフォームの世界最大手、米OverDriveと戦略的業務提携を結んだメディアドゥ。同社ブースでは、今後注目の電子書図書館ソリューションが紹介されている。

 図書館がどのようなフローで電子書籍を導入することになるのか、その一端も確認できる。まず、図書館側は貸出用のWebサイト「OverDrive Digital Liberary」を構築する必要がある。同サイトはメディアドゥがテンプレートを用意しているほか、サポートも提供するという。

 その後、米OverDriveの電子書籍販売サイト「Marketplace」で電子書籍を購入(Amazonのようにカートに入れて購入する。検索機能を使えば、作家ごとの購入なども可能)。購入した電子書籍はOverDrive Digital Liberaryに登録され、図書館利用者はそこにアクセスすることで電子書籍を借りることができる。なお、借りるには各図書館が発行している図書カードのIDが必要。

 これから国内での展開が本格化するとみられるOverDriveの動きに興味を示している図書館は多いとブース説明員は語ってくれた。

 また、2014年秋にリリース予定の絵本ストアアプリ「Toyboo!」の展示も行われていた。同アプリでは、インタラクティブな絵本を配信していく予定で、日本だけでなく、米・伊・仏・伊など海外への配信も予定しており、コンテンツを制作するためのツールも用意されるという。

 そのほか、メディアドゥは今後の展開として、月間利用者8000万人を誇る米国最大のオンライン文書共有プラットフォーム「Scribd」へコンテンツの独占提供を行うという。Scribdには5500万に上るドキュメントが共有されており、月8.99ドルの定額で利用できる。こちらの詳細は後日改めて発表していくという。

●スターティアラボ

 スターティアラボのブースでは、電子書籍作成のためのソフト「Actibook」の展示が行われていた。雑誌や書籍、カタログ、パンフレットなどの紙媒体のPDFや画像データを使い、PC・iPhone・iPad・Android、Windows アプリ・HTML5・Flashなどの形式に対応した電子書籍を作成。作成した電子書籍のログ解析をすることもできる。

 ある漫画雑誌では、まだ誌面に載せられないような新人作家の作品をActibookを使って電子化し、閲覧数などの検証を行った事例もあるという。

 さらに同社のブースでは「COCOAR」というAR制作ツールも展示されていた。ブラウザ上で、読み取り用のマーカーと表示させるコンテンツを登録し、COCOARのアプリを起動してマーカーにかざすだけで、コンテンツを表示させることができる。表示可能なコンテンツはテキストや画像のほか、動画や音楽、Webサイトなど。同ツールを利用することで、例えばレストランのメニュー表でクーポンを配信できたり、カタログに掲載されている商品に関連した動画を流したりできる。

 「2、3分で作れますよ」という担当者に見せてもらったARがこちら。

●ボイジャー

 7月1日に記者発表会を開催したボイジャー。同社ブースで注目は、発表されたばかりの電子出版サービス「Romancer」だろう。

 RomancerはWordやPDF、テキストなどのデータ、またはRomancer上のビジュアルエディタで入力した内容からEPUB 3データに変換したり、Romancer上に公開できるサービス。

 出版に関する基本的な部分は無料で利用できるほか、必要ならば有料でAmazon Kindleストアなどの電子書店での販売や、編集・校正などのサポートもしていくという。料金体系などは現在のところ設けておらず、Romancerのサイト内問い合わせフォームから個別に相談にのるという。

 また、ボイジャーのブースでは期間中、21ものセミナーを開催予定。集英社取締役兼デジタル事業部部長の茨木政彦氏をはじめ、ブックコーディネーターの内沼晋太郎氏や漫画家の鈴木みそ氏など豪華なスピーカーが登場するので、時間がある人は足を運んでみるとよいだろう。
[宮澤諒,eBook USER]

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2014.07.03|コメント(-)トラックバック(-)

Engadget Fes:Surface Pro 3で竹安佐和記さんがエルシャダイ キャラを早描き。


6月28日に秋葉原で開催したイベントEngadget Fes 2014より。マイクロソフトブースの注目イベントは、ゲーム「エルシャダイ」のディレクター兼キャラクターデザイナー 竹安佐和記さんによる、Surface Pro 3を使ったライブドローイングです。イベントの様子を動画を交えてお伝えします。

Engadget Fes:Surface Pro 3で竹安佐和記さんがエルシャダイ キャラを早描き。「非常に楽しいデバイス」#egfes




開催前の予告記事でも「意外なコラボレーション」という評価がありましたが、実は竹安さんは「ガジェットをいろいろと買ってなければ、車の1台ぐらいは買えたぐらいです」というほどのガジェット好き。Surface Pro 3も非常に細かいところまでチェックをされており、その上で感触はとても良好とのこと。「イラスト用に使ってみても非常に楽しいデバイス」との評価でした。

それだけに操作のコツを掴むポイントも慣れており、「Surface Pro 3は5日ほど試用しただけですが」と言いつつも、司会の永井美智子さんとSurface Pro 3について語りながらわずか30分ほどで作品を完成させました。描いたのは、エルシャダイの人気キャラクター「ルシフェル」が傘とSurface Pro 3を携えた姿。






竹安さんの作業工程は完成形が見えているかのように線の入れ方に迷いがなく、非常に速く、スムーズなのが印象的でした。エルシャダイの名セリフとして「そんな装備で大丈夫か?」「一番いいのを頼む」がありますが、竹安さんの作業速度を見ている限り、Surface Pro 3は十分に良い装備のようです。


さて、竹安さんがSurface Pro 3でイラストを描いていて驚いたのは、パームリジェクションの動作が優秀な点とのこと。パームリジェクションとは、ペンで入力中、画面に手の側面や手のひらが触れた場合、タッチ入力として検出されることを防ぐ機能です。


Surface Pro 3は本体内蔵のキックスタンドが150度まで倒せますが、画面を水平近くに倒してイラストや文字をペンで書く場合、タブレット表面に手の側面が「接地」することが多くあります。こうした場合、パームリジェクションの精度が低いと誤入力が続出してしまい、結果として作業時のストレスが大きく増加するため、これが思ったように動作してくれるか否かの精度がイラストレーターにとっては非常に重要なのです。竹安さんは、「他のペン入力対応タブレットなどではペンの入力が検知されてからパームリジェクションが動作するため、手が先に触れると動作しないのですが、Surface Pro 3は先に手が触れても上手に働いてくれる。画面からある程度離れた位置でもペンの状態を感知しているようです」と評価していました。

イラストに関する点以外にも、マイクロソフト側がアピールするポイントは一通り試してみたそうで、「タイプカバーの端子側を固定して斜めにする機能がありますが、確かに凄く入力は楽になりますね。キックスタンドを使っての膝置きも安定します」とのコメントも。

また、デモ用のアプリケーションはAdobe PhotoShop CC 2014を使いましたが、Surface Pro 3発表時に対応予定を表明していたタッチ最適化機能についても紹介。これはボタンなどの大きさを200%に拡大する機能と、タッチジェスチャー機能(画面ズームや回転など)の2種から構成されます。「かなり操作性が上がるので、タブレットPCを買ったけど、思ったほどタッチが使えない、という人はこれからに期待してもいいと思います」と、こちらも好感触なようです。
そして、実機で触っているうちに印象が変化したのはOneNote連携とのこと。Surface Pro 3付属ペンは、ペン尻にあるボタンをクリックするとOneNoteが起動し、即座に手書きメモができる仕様です。
「この仕様はさすがだなと思いました。実は最初使わないだろう、と思っていたのですが、触っているうちに、あれ、OneNoteってけっこういいな、と思ってきています」とコメントしていました。


最後に、予告記事で紹介した漫画の完成版と、エルシャダイの世界観をモチーフにした2160×1440ドット(つまりSurface Pro 3用です)の特製壁紙を公開することを延べ、ステージは閉会。イベント後には来場していたファンからプレゼントも渡されるなど、終始和やかな雰囲気で進んだステージでした。Surface Pro 3の詳細を含めた様子はモモナエレクトロニキチ の百名さんが撮影した動画をご覧ください。
なお、Engadget Fesのマイクロソフトブースは、Surface Pro 3が2台のほかにも、9月4日に発売を控えたXbox One+Kinectを展示。とくにSurface Pro 3に関しては開場時間中のほとんどで平均20人、およそ1時間待ちという盛況でした。お並びいただきました来場者の方には感謝とともに、お待たせいたしましたことをお詫びいたします。

2014.07.03|コメント(-)トラックバック(-)

ファミコン向けのサウンド再生カートリッジが近日発売 自作の曲を「本物のファミコン音源」で再生、店頭デ


 ファミコンでサウンドが再生できるという“NFSプレイバックカートリッジ”が登場、「TNS-HFC5 PREMIUM 三月兎カスタム」の予約受け付けとデモが三月兎2号店で実施中だ。

【この記事を写真付きで見る】

 予価は税込10,798円で、25日(金)頃に販売を開始する予定としている。なお、予約時は代金の全額を支払う必要がある。

■ “本物”のファミコンサウンドが聴けるサウンドカートリッジ

 この機器は、ハードウェアの自主製作サークルであるテラネットワークシステムが製作したファミコン対応カートリッジ。ファミコンの内蔵音源を用いてサウンドを再生することを目的としたもので、「NSF」ファイルを記録したSDカードをカートリッジに装着して、サウンドが楽しめる。

 NSFファイルはPCでも再生できるが、このカートリッジでは“本物”のファミコンサウンドが聴けるのが魅力だ。ただし、ファミコンはユーザーが用意する必要がある。

 カートリッジにはケースなどの外装がなく、基板がむき出しの状態。上部にはSDカードスロットやサウンド出力用の3.5mmジャックが、裏面には音量調節ボタンなどが用意されている。

 TNS-HFC5にはいくつかのグレードがあり、今回販売されるのは、曲名表示などが可能な液晶モジュールを搭載する「PREMIUM」をベースとしたもの。ベースモデルにはないICソケットが搭載されており、ユーザーがSSG音源を追加できるようになっている。

 なお、同店のデモ機には音源チップ「YMZ294-D」が搭載済みだが、販売されるカートリッジには音源は付属しない。同店曰く「音源は秋葉原の電子パーツショップでも500円程度で購入できる」とのこと。

 また、店頭販売や展示の予定は無いものの、同店にはファミコンの拡張スロット増設ユニット「TNS-HFX4」というアイテムも入荷している。このユニットにディスクシステムなどのカートリッジを追加することで、さらに音源を増やすことができ、「通常のファミコンでは聞くことが出来ないサウンドを再生することができる」(同店)という。

[撮影協力:三月兎2号店]


【AKIBA PC Hotline!,AKIBA PC Hotline!編集部】

2014.07.03|コメント(-)トラックバック(-)
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