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2025.08.16|コメント(-)トラックバック(-)

東工大スパコンTSUBAME-KFC、省エネスパコンとして再び世界1位に


 東京工業大学、日本電気、エヌビディア・ジャパンは1日、東工大のスパコン「TSUBAME-KFC」が、スパコンの省エネランキング「Green500 List」(2014年6月版)において世界1位を獲得したことを発表した。2013年11月版に引き続き2期連続での世界1位となる。

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 「TSUBAME-KFC」(TSUBAME Kepler Fluid Cooling)は、同センターのスパコン「TSUBAME2.0」の後継となる「TSUBAME3.0」およびそれ以降のためのテストベッドシステムとして設計・開発された。油性冷却溶媒液のなかに計算機システムを浸して冷却する油浸冷却技術、冷却塔による大気冷却の組み合わせによって、非常に少ない消費電力で冷却できるように設計されている。

 今回、1ワットあたり4,389.82メガフロップスという値を記録し、世界1位になったことが米国時間6月30日に発表された。ビッグデータ処理の省エネルギー性を競うために昨年から始まった「The Green Graph 500 List」のビックデータ部門では世界6位となっている。

 なお昨年9月にアップグレードされた「TSUBAME2.5」も1ワットあたり2,951.95メガフロップスを記録し、「The Green500 List」において世界8位にランキングされている。「TSUBAME2.5」は、「The TOP500 List」では世界13位、日本国内ではスーパーコンピュータ「京」に次ぐ2位となっている。

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2014.07.02|コメント(-)トラックバック(-)

日本通信とヨドバシカメラ、スマホと格安SIMカードをセット販売


 日本通信は7月1日、音声通話付き格安SIMカード「スマホ電話SIMフリーData」を、ヨドバシカメラが販売するSIMフリースマートフォンとセット販売すると発表した。発売は7月10日の予定で、ヨドバシカメラのECサイト「ヨドバシ・ドットコム」で予約を受け付けている。

 ヨドバシカメラから発売されるSIMフリースマートフォンは、4.5インチ液晶とクアッドコアCPUを搭載した「Covia CP-F03A」(2万350円)、3.5インチ液晶を搭載したコンパクトな「freetel FT132A BK SP」(1万3160円)、5インチ液晶と800万画素カメラを搭載した「Star Q Q5001」(2万6780円)の3モデル。それぞれ「スマホ電話SIMフリーData」とセットで販売する。購入後、ユーザーがオンラインでSIMカードの利用申込を行い、開通手続をすることで使用できるようになる。

 「スマホ電話SIMフリーData」の月額基本料金は1684円で、音声通話は30秒あたり21.6円。データ通信は最大200Kbpsで使い放題だが、高速データ通信オプションを通信量1Gバイト(月額2150円)から7Gバイト(月額4297円)まで提供する。SIMカードの購入費用は3240円だが、ヨドバシカメラではセット購入に対して割引やポイント還元を適用している。

 なお、日本通信代表取締役社長の三田聖二氏は、総務省が携帯キャリア各社が行っている端末のSIMロック解除を義務付ける方向で調整している点について、「SIMロック解除の主旨を総務省が明確にして頂いたおかげで、メーカーが自由に自社の付加価値をお客様に提供できるようになったことはありがたい」とコメントしている。

2014.07.02|コメント(-)トラックバック(-)

ボイジャーの電子出版サービス「Romancer」正式リリース、作家の電子書籍制作をサポート


 ボイジャーは7月1日、「池澤夏樹×ボイジャー 電子出版プロジェクト」に関する記者発表会を開催。同社の提供する電子出版サービス「Romancer」の正式版リリースと、Romancerで作成した作家・池澤夏樹さんの著書『クジラが見る夢』と『静かな大地』の配信開始を発表した(ボイジャーの電子書店『BinB store』で7月1日から先行発売。他の電子書店では7月10日発売予定)。

 Romancerは、Wordやテキスト、PDFなどのデータ、あるいはRomancer上のビジュアルエディタで入力したものからEPUB 3データを生成し、Romancer上に公開できるWebサービス(EPUBデータのダウンロードも可能)。

 EPUB 3に変換できる無料のサービスとしては、例えばJEPA電子出版アワード2013の大賞を受賞した「でんでんコンバーター」などがある。Romancerはボイジャーのブラウザビューワ「BinB」を組み込み、PublishしたものをRomancer上で公開できるほか、執筆や販売といった出版プロセスを広くサポートしたプラットフォームのように機能している。

 出版に必要となる基本的な機能は無料で利用できるが、有料で編集や校正、公開後の販売などのサポート、オンデマンド印刷、Google Analyticsコードの埋め込みなどが行える。

●Romancerのリリースによって船出を迎えたボイジャー

 「ようやく出版社として船を漕ぎだせる」――ボイジャーの代表取締役社長・鎌田純子さんは、今の気持ちをそう語る。

 ボイジャーが現在提供しているサービスは、「azur(アジュール)」という青空文庫用の縦書きブラウザや、上述したブラウザビューワBinBなど、どちらかといえば読み手の読書環境を整備しようとするものが中心だが、今回、Romancerという書き手側をサポートするためのサービスをリリースしたことで、読み手・書き手どちらにもサービスを提供する体制が整ったことになる。

 また、『クジラの見る夢』『静かな大地』の作者・池澤夏樹さんも登壇。今回Romancerを使い、作品の配信を開始した池澤さんは、今まで電子化の話をすべて断ってきたというが、こうして電子書籍の配信を行った理由を「ボイジャーはコストや印税率などについて、明確なモデルを提示してくれたため」と語る。配信作品は、池澤さんの作品の著作権管理や企画・編集を行うイクスタンとボイジャーの協力により制作され(レーベル名は「impala-ebooks」)、2015年7月までに34作品の配信を予定している。

 ボイジャーは今後もRomancerなどのサービスを通じてインディーズを含めた多くの作家と連携し、活動を支援する出版社を目指していくという。[宮澤諒,eBook USER]

2014.07.02|コメント(-)トラックバック(-)
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