ラトックシステムは、USB-DAC機能を搭載したポータブルヘッドフォンアンプ「REX-KEB02iP」を7月下旬に発売する。価格はオープンで、店頭想定価格は5万円(税込)前後。6月28日、29日に開催される「ポタフェス2014 in 秋葉原」で展示を行う。
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「USB-DACモード」と「iPod互換モード」を備えた多機能機。USB-DACモードでは、PCとUSB Mini-B端子を付属のケーブルで接続し、最大384kHz/24bitのPCM音源および2.8M/5.6MHzのDSDを再生できる。
また、iPadやハイレゾ対応ウォークマン(NW-ZX1、NW-F880シリーズ)を接続し、外部DACとしてハイレゾ音源を再生することも可能(同社内の接続互換性検証による)。iPadの場合はLightning to USB Camera Adapter、ウォークマンはハイレゾ・オーディオ出力用USB変換ケーブルで接続する形だ。なお、PCとの接続ではUSB-BP(バスパワー)とUSB-BT(バッテリー)の両方を利用できるが、iPad/ウォークマンからのハイレゾ再生時にUSB-BT(バッテリー)に設定する必要がある。
一方のiPod互換モードは、iPodやiPhoneと30ピンーUSBケーブルもしくはLightning-USBケーブルでデジタル接続するモードだ(48kHz/16bitまで)。USB-A端子を使用する。
ESS製2ch DAC「ES9018K2M」を搭載。デジタルで受け取ったソースをD/A変換からヘッドフォン出力まで左右独立させて行うフルバランス構成の回路とした。また、本体内部には2個の独立した水晶発振モジュール(22.5792MHz、24.576MHz)を搭載し、USBから入力されたデータを正確にI2S信号へ変換してDAC部に供給するという。
ヘッドフォン出力は、バランス出力(2.5ミリマイクロモノラルジャック×2)と3.5ミリステレオミニの2系統。バランスヘッドフォン出力には、TI製「TPA6111」をフルバランス構成によるBTL接続でL/Rそれぞれに使用した。内蔵のリチウムイオンバッテリーにより、約5時間の連続再生が可能だ(USB-DACモードとiPod互換モードの2種類のモードとも、300オーム負荷、ボリューム12時位置で再生時)。
突起物を含む本体サイズは、69.2(幅)×23.4(高さ)×102.2(奥行き)ミリ、重量は約230グラム。付属品は、USBケーブル(内蔵バッテリー充電用)、USBケーブル(PC接続用)、シリコンバンド、ユーザーズマニュアル、保証書。
なお、同社では「REX-KEB02iP」の発売記念キャンペーンとして、2014年9月末までに購入し、応募するとLightningケーブルまたはDockケーブルのどちらか1本をプレゼントする。
米Googleは6月25日(現地時間)、Google I/Oで次期Android(コードネーム:L-Release)の開発者プレビューを発表するとともに、Androidの新しい“デザイン言語”、「Material Design」を発表した。
次期Androidから、Material Designに基いてアイコンやボタンのデザイン、タップやスワイプのユーザー体験が大きく変わる。
Googleはモバイル向けAndroidだけでなく、Android Wear、Android TV、Android AutoでMaterial Designを採用しており、アプリ開発者にもこのガイドラインを順守するよう求めている。
Material Designの基本方針は、小さな時計の画面からテレビの大画面、自動車のダッシュボードまで、あらゆるフォームファクターで統一感のある使いやすいユーザー体験を提供すること。
開発者向けに公開されたガイドライン(プレビュー版)から、ユーザーに関係のある部分を紹介する。
例えばGoogle Nowのカードなどは現実世界のカードのように立体感があり、影も付く。タッチやスワイプのレスポンスも現実世界のメタファーになっており、ボタンをタップしたりオブジェクトをドラッグするとボタンの色が変わったりドラッグに沿って画面の色が変わる。基調講演では、電話番号の入力でタップした番号が反応する様子がデモされた。
基調講演で披露されたGmailの新旧画面を見てみると、ボタンやアイコン、プロフィール写真の形、メニューまわり、行間などが変わることが分かる。ボタン類はこれまでよりさらに単純化され、角が丸みを帯びるようになる。また、この画像では分からないが、基本フォントの「Roboto」も刷新される。
明るい色調のカラーパレットやボタンのトランザクションアニメーションも用意されており、動画を見るかぎりでは使いやすくなりそうだ。
KDDIと沖縄セルラーは、auの新料金プラン「カケホとデジラ」に関して、「電話カケ放題プラン先行キャンペーン」「auからのデータギフトキャンペーン」「iPhoneデータ増量キャンペーン」「電話カケ放題プランスタートキャンペーン」「総額1億円! 『カケホとデジラ』エントリーキャンペーン」の五つのキャンペーンを7月1日から順次実施する。
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「電話カケ放題プラン先行キャンペーン」は、「電話カケ放題プラン」の受付開始前に、現行の料金プラン「LTEフラット」とあわせて利用できる国内音声通話定額サービスつき基本プランを先行提供し、「電話カケ放題プラン」をいち早く体験できるキャンペーン。「電話カケ放題プラン」を正式に開始する8月13日以降も継続して利用できる。
対象は、期間中に「電話カケ放題プラン(CP)」に申し込んだユーザー。受付開始は7月1日で、「誰でも割」適用時の税別月額料金は、電話カケ放題プラン(CP)」の基本使用料2700円+「LTE NET」300円+「LTEフラット(7GB)」5700円の計8700円。
「auからのデータギフトキャンペーン」は、家族間でデータ容量を贈り合える「データギフト」サービスの2014年12月の提供開始に先立ち、8月~11月の3か月間、毎月のデータ容量を各プラン一律20%増量するキャンペーン。
対象は、期間中に4G LTEスマートフォンで新料金プランに申し込んだユーザー。ギフトデータ量(増量データ量)は、「データ定額2」が0.4GB、「データ定額3」が0.6GB、「データ定額5」が1GB、「データ定額8」が1.6GB、「データ定額10」が2GB、「データ定額13」が2.6GB。例えば、最安プランの「データ定額2」の場合、キャンペーン適用で利用できる月間データ総量は2.4GBになる。
「iPhoneデータ増量キャンペーン」は、LTE対応iPhoneのユーザーが期間中に新料金プランに変更すると、最大13か月間、毎月のデータ容量を1GB増量するキャンペーン。「auからのデータギフトキャンペーン」と併用できる。対象機種は、iPhone 5s/5c/5。申し込みは不要。提供開始は、新料金プラン「カケホとデジラ」と同じ8月13日。
「電話カケ放題プランスタートキャンペーン」は、6月26日から30日までに、新規契約でLTEスマートフォンを購入し、7月31日までに「電話カケ放題プラン(CP)」に申し込んだユーザーを対象に、WALLETチャージ3000円をプレゼントするキャンペーン。8月31日までに「au WALLETカード」を申し込んでいるユーザーが対象。「電話カケ放題プラン(CP)」加入期間は7月1~31日。
「総額1億円! 『カケホとデジラ』エントリーキャンペーン」は、期間中に新料金プランへ変更することをauショップ(一部ショップ除く)で事前エントリーし、8月31日までに新料金プランに加入したユーザーを対象に、抽選で1万名にWALLETチャージ1万円をプレゼントするキャンペーン。
8月31日までに「au WALLETカード」を申し込んでいるユーザーが対象で、エントリー期間は7月1日~8月12日、新料金プラン加入期間は8月13~31日。
また、5月23日に開始した「はじまる! データシェアキャンペーン」を、9月以降も延長。同一名義の「4G LTE」スマートフォンと4G LTEタブレット端末/4G LTE対応PCでデータ容量をシェアできる「データシェア」サービス開始まで、タブレット端末/PCで月間データ容量を7GBまで利用できるようにする。受付期間は11月30日まで。「データシェア」サービスは、当初は2014年春、変更後は夏に開始予定だったが、「データギフト」サービスと同じ12月開始に延期する。