オンキヨーは6月23日、現在開発中のAVアンプ上位モデル「TX-NR1030/3030」に米Dolbyの新しいサウンド技術「Dolby Atmos」を搭載すると発表した。また9月をメドに現行モデル「TX-NR636/838」のアップデート対応も行う予定だ。
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Dolby Atmosは、映画館の音響システムにオブジェクトとメタデータの概念を持ち込んだ新しい技術だ。音源をオブジェクトとして捉え、メタデータに沿って移動させることにより、スムーズなパンニングや、どこにでも定位するリアルな音が実現する。ミックス内に最大128(同時発音)の音響要素をロスレスで記録しており、視聴者にリアルなサウンド体験を提供するという。従来のようなチャンネル数といった概念はないが、頭上を含め最大64本のスピーカーを使用できる。
オンキヨーによると、ホームシアター向けのAVアンプでは、32bit DSPをデュアルで搭載して処理能力を確保。従来の5.1/7.1/9.1chサラウンドシステムに加え、天井に1~2組のスピーカーを設置するだけでDolby Atmosを楽しめるという。また天井に設置できない場合に手持ちのスピーカーを活かしてDolby Atmosが楽しめる“イネイブルド・スピーカー”も今後発売する予定としている。なお、開発中のAVアンプ上位モデルなどについては後日正式に発表する予定だ。
KDDIと沖縄セルラーは、auのEメール「@ezweb.ne.jp」がPCやタブレット端末など、マルチデバイスで利用できるウェブメールを6月30日に提供する。
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auケータイやauスマートフォン向けに提供しているEメールサービスが、PCやタブレット端末などのマルチデバイスに対応。「au ID」を設定することで、PCやタブレット端末などからブラウザ経由で利用できる。インターネット接続サービス「EZ WIN」「IS NET」「LTE NET」契約者は、追加料金なしで利用できる。
携帯電話が手元にないときや故障したときに、PC、タブレット端末からauのEメールを利用することができる。メール本文を見ながらメールを返信できるほか、キャリア絵文字も利用できる。添付画像データは、自動で受信メール上に展開される。
auのアドレス帳サービス「Friends Note」からアドレス帳データをインポートすることで、受信メールの差出人をアドレス帳登録名で表示できる。また、受信メールのなかから、アドレス帳に登録しているアドレスのメールだけを表示する機能を備える。