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2026.01.31|コメント(-)トラックバック(-)

「HP ENVY Recline 23-m240jp Beats SE」――情熱の赤が所有欲を刺激す


最新PC速攻レビュー:
 日本HPの「HP ENVY Recline 23-m240jp Beats SE」は、鮮烈なデザインが印象的なBeats Audioスペシャルエディションモデルだ。

【最新PC「HP ENVY Recline 23-m240jp Beats SE」速攻レビュー:情熱の赤が所有欲を刺激する!!】

●はじめに:新感覚の液晶一体型PC

 日本HPから登場した「HP ENVY Recline 23-m240jp Beats SE」は、画面を手前側に引き寄せることができる新感覚デザインの液晶一体型PCだ。Beats Audioとコラボレーションしたスペシャルエディションモデルでもあり、デザインやサウンド回りにも特徴がある。評価機を入手することができたので、性能や使い勝手をレビューしよう。

 ボディは光沢レッドとブラックのツートーンカラーのインパクトが抜群で、Beats Audioのプレミアムなイメージを見事に演出。スタンドは2軸ヒンジになっており、画面の角度を変えられるだけでなく、画面を手前に引き寄せることができる機構になっている。キーボードで使う時は通常位置で、タッチで使う時は引き寄せてと、使い方や用途で使い分けることができる。

 液晶ディスプレイのサイズは23型ワイドで1920×1080ドット表示に対応する。10点マルチタッチに対応しており、画面に直接触れての操作が可能だ。HDMI入力端子を搭載しているため、ノートPCやタブレット、あるいは家庭用ゲーム機など、HDMI出力が可能なデバイスの画面を表示させることが可能。入力を切り替えるボタンは画面底部に用意されている。

 画面下にはBeats Audioブランドのクアッドスピーカー(2組のステレオスピーカー)を内蔵しており、低音の効いたパワフルなサウンドを再生可能。ヘッドフォン/マイク兼用端子のほか、サブウーファ用出力端子を用意している点もユニークだ。

 基本スペックは、CPUにCore i5-4570T(2.9GHz/最大3.6GHz)、メモリが8Gバイト(PC3-12800)、1TバイトのハイブリッドHDD、外部GPUとしてGeForce GT 730A(ビデオメモリー1Gバイト)も搭載している。Core i5-4570Tは第4世代Coreプロセッサ(Haswell)のデスクトップモデルの中でもAIO(All in One)向けとされるTDP35ワットの省電力モデルであり、性能面も興味深い。

●サイズ感チェック:イタリアンレッドがインパクト抜群

 ボディの具体的なサイズは、約560(幅)×265(奥行き)×457ミリ(高さ)で、重量は約12キログラムだ。23型ワイドと画面が大型で、しっかりとしたスタンドもあるために設置の際には力がいる。

 ディスプレイ側に2基のUSB 3.0、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)、ヘッドフォン/マイク兼用端子、HDMI入力を装備するほか、スタンドに有線LAN、2基のUSB 2.0、サブウーファ出力を備える。ディスプレイ上部には92万画素のWebカメラも装備しており、過不足ない接続性を備えているといえるが、光学ドライブは省かれている。最近は液晶一体型であっても光学ドライブを省いている製品は珍しくなくなってきたが、この大きさならば内蔵していてもらいたい

 目を引くのはやはりデザインだ。艶のある鮮やかな赤色は、モータースポーツファンならば間違いなく「フェラーリ」を連想するであろう見事な「イタリアンレッド」だ。思わずフェラーリのステッカーでも張って「フェラリスタ」仕様にしたくなるだろう。あるいは、サッカーファンならば、このレッドとブラックとのツートーンカラーを「ロッソネロ(イタリア語で赤と黒の意味、ACミランの相性でもある)」と表現したくなるかもしれない。

 いずれにしてもPCのカラーリングとしてはきわめて異例であり、存在感は抜群だ。プレミアムなイメージを演出することに成功している。

●注目ポイント:意外なほど使いやすい新機構スタンド

 デザインと並んで本製品の大きな特徴といえるのが、画面を手前に引き寄せることができる独特の機構をもつスタンドだ。機構自体はシンプルでL字型スタンドのコーナーと画面部との連結部それぞれにヒンジがある。

 高さの調整をL字型スタンドのコーナー部にあるヒンジで行っているため、標準状態から画面の高さを下げると自然に画面が手前側に寄ることになる。どうということはないギミックであるが、「画面の高さの調整のために垂直に移動しなければならない」という先入観があるためか、意外にこのような機構をもつ液晶ディスプレイや一体型PCは少ない。

 そして、タッチでの操作を考えると、この「手前に寄ってくる」ギミックが実に都合がよい。画面との距離が15~20センチほど(角度によってことなる)変わるだけであるが、印象はまったく異なる。キーボード入力する際は標準状態のほうが落ち着いて作業しやすいし、タッチ操作をする際は手前に引き寄せて画面を接地させたほうがカジュアルに操作できる。

 さらに、この引き寄せられるギミックには画面側の端子等にアクセスしやすいというメリットもあり、実際に引き寄せて使うことを意識した配置になっている。引き寄せる際は画面の下側が手前にくることを考慮し、右側面の下側に2基のUSB3.0ポート、底部にSDメモリーカードスロットを配置。また、左側面の下側にはHDMI入力とヘッドフォン/マイク兼用端子、底部左側にHDMI入力切り替えボタンを用意している。

 デザイン重視の液晶一体型PCにありがちな端子類へのアクセスしにくさがなく、画面の裏側に手を回して手探りで端子類やスロットを探したり、いちいち腰を上げて裏側を確認するといったような作業が必要ない点がありがたい。

●性能チェック:Ultrabookを上回るパフォーマンス、3D描画性能も侮れない

 ベンチマークテストのスコアを確認しよう。評価機のスペックは、Core i5-4570T(2.9GHz/3.6GHz)、GeForce GT 730A(1GB)+Intel HD Graphics 4600、メモリ8Gバイト(シングルチャンネル)、1TバイトハイブリッドHDD(8MB/5400rpm)、Windows 8.1 64bitという内容だ。

 なお、GeForce GT 730AとIntel HD Graphics 4600は、アプリケーションによって自動的に使い分けられる。3DMark、FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編、そのほかは内蔵GPUが使われる設定になっていたが、ドラゴンクエストXベンチマークも手動でNVIDIA GPUに変更して計測している。

 比較用には、以前にレビューしたハイブリッドHDD搭載機として、「FMV LIFEBOOK SH90/M(Core i5-4200U搭載)」、「HP ENVY 17-j100 Leap Motion SE/CT(Core i7-4702MQ、GeForce GT750M搭載)」のスコアも掲載した。それぞれの主なスペックは表にまとめている。

 Core i5-4570Tは、デスクトップ向けのCore i5としては異例のデュアルコアモデルで、クアッドコアモデルに比べるとマルチスレッド性能で見劣る。CINEBENCHのスコアでもCPU(シングルコア)のスコアは高いが、CPUのスコアはHP ENVY 17-j100 Leap Motion SE/CTの6割弱のスコアにとどまっている。それでもCore i5-4200U搭載のLIFEBOOK SH90/Mは40%以上の差をつけて上回っている。

 ハイブリッドHDDとしては、SeagateのST1000LM014が搭載されていた。DRAMキャッシュ64Gバイト、NANDフラッシュ8Gバイト、5400rpmというスペックのモデルだ。HP ENVY 17-j100 Leap Motion SE/CTより一世代新しい製品であり、LIFEBOOK SH90/M搭載のSeagate ST500LM000とは同世代の容量違いであるが、CrystalDiskMarkではシーケンシャル、ランダムともに一番よい傾向のスコアを出している。

 PCMark7のスコアはストレージに大きく影響される傾向があるだけに、クアッドコアCPUを搭載するHP ENVY 17-j100 Leap Motion SE/CTよりもよいスコアが出た。ストレージのスコア(System Storage score)がほぼ同じLIFEBOOK SH90/Mと比べると総合スコアで7.3%良いスコアが出ている。

 3DMarkのスコアはご覧の通り。描画負荷が高いほど内蔵GPUに対してはアドバンテージがあることが分かる。Cloud GateではHP ENVY 17-j100 Leap Motion SE/CTの63.5%相当のスコアだが、LIFEBOOK SH90/Mより30.3%良い。FireStrikeでは、HP ENVY 17-j100 Leap Motion SE/CTの65.2%相当のスコアで、LIFEBOOK SH90/Mよりは68.8%よい。

 FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編も3DMarkと似たような力関係だ。高品質(ノートPC/1280×720ドット)ではHP ENVY 17-j100 Leap Motion SE/CTの62.8%相当のスコアだが、LIFEBOOK SH90/Mよりは79%高い。

 ドラゴンクエストXベンチマークは、HP ENVY 17-j100 Leap Motion SE/CTなどのデータがないため、Core i7-4650Uを搭載するVAIO Pro 13のVOMハイスペックモデル(電源プラン:高パフォーマンス)と比べている。GPUコアにIntel HD Graphics 5000を内蔵するハイスペックモデルと比べても優位なスコアが出ており、やはり外部GPUだけにエントリー向けとはいえども侮れない3D描画性能を持っていることが分かる。

 動作音はきわめて静粛だ。アイドル時はほぼ無音、高負荷時も画面から5センチの距離まで近づいてようやく動作音が分かる程度だ。数字を出すためあえて至近距離(5センチ)から計測しているが、普通にデスクトップPCとして使う距離では高負荷時でもほとんど分からなかった。

●デザインとパワフルなサウンドが魅力

 液晶ディスプレイの明るさには若干不満があるが、画面を引き寄せることができる機構はタッチ操作もしやすいし、各種端子にもアクセスしやすく、使い勝手は文句ない。ベンチマークテストの結果もよく、大きな画面で快適にWindows 8.1の操作を楽しめる仕上がりだ。

 また、機能面でもHDMI入力を備えており、家庭用ゲーム機やタブレットなどを接続できるのは特筆できる。パワフルなスピーカーを搭載しているだけに、ゲームとの相性もよい。そして実売価格は14万円前後。「安い」というほどではないが、デザインや機能面での付加価値を考えれば納得できる価格だろう。


[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

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2014.03.26|コメント(-)トラックバック(-)
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