
中国はここ10年ほどで自動車市場が急成長し、その規模が世界最大となった。業界では2020年まで中国自動車市場の成長率が年10%を保つと予想している。こうした中国市場でドイツの自動車大手は次々と事業を拡大しているが、独経済誌の「マネージャー・マガジン」はこのほど、「中国自動車市場には少なくとも5つの隠れたリスクがある」として、警鐘を鳴らした。中国・北方網が7日伝えた。
フォルクスワーゲンは今後世界に建設する10カ所の工場のうち、7カ所を中国に設ける計画だ。またベンツは中国企業が生産する電気自動車を調達し、BMWも合弁相手と生産能力を拡大している。
こうした現状の中、マネージャー・マガジンが指摘した「5つの隠れたリスク」の1つ目は「地元政府の意向をくむ必要があり、生産コストが膨らむこと」だった。
また、「ドイツメーカーはすでに中国市場への依存度が高く、中国の政策次第で販売が縮小する可能性があること」、「自動車価格が下がり、利益が減っていること」も指摘。
さらに、「環境問題が深刻化し、自動車に対する規制が厳しくなってきたこと」、「世界経済の先行きが悪く、今後も自動車市場で高い成長率が続くかは不透明なこと」も挙げている。
(編集翻訳 恩田有紀)