
ゴーストライター新垣隆氏の「衝撃の告白」から1カ月。佐村河内氏は「横浜スタジアム前の東横イン」を皮切りに、横浜市内のホテルを転々としていたという。
この間、代理人の弁護士2人を解任。その理由について、佐村河内氏はこう説明した。
「(ソチ五輪で楽曲を提供した)高橋大輔選手の(競技の)タイミングの前に、こういう場を設けたかったが、(弁護士は)<今やるべきではない。騒ぎが大きくなる>と意見が分かれた。私は早く謝罪したかった」
それならば、どうして弁護士解任の直後に会見を開かなかったのか。このように彼の弁明には、いくつもの矛盾がみられる。
■張り込みの目を逃れ…
トレードマークのサングラスを外し、杖も突かず、ひげもさっぱり剃り落とした。七三分けの短髪は「2つ目のホテルで、髪を伸ばしている場合ではないと思い、妻に切ってもらった」とザンゲの気持ちを強調したが、まるで別人のいでたちは潜伏期間中の「変装」のようにも思える。どうりで複数のメディアが張り込んでも、佐村河内氏の姿をキャッチできなかったわけだ。
「こんな大がかりな記者会見の手配から、まるで別人のイメチェンまで、いくら自己演出にたけた人物とはいえ、全て佐村河内氏が独断で決められるものでしょうか。気になったのは会場となったホテルの対応です。会見終了後には佐村河内氏が出ていく間、会場の出入り口を警備員が封鎖し、300人以上の報道陣を会場内に閉じ込めたのです。会見前から、会場スタッフに何を尋ねても<答えられない><アナタ、どこの社?>とピリピリムード。佐村河内氏個人の依頼だけで、あそこまで過剰な警備態勢を敷くとは思えません」(出席したメディア関係者)
反撃会見を仕切った人物がいるのではないか。そうカン繰りたくなる“芝居がかった”会見だった。