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2025.08.05|コメント(-)トラックバック(-)

楽曲を正しく管理したいなら――ソニーがHDDプレーヤー「HAP-Z1ES」と「HAP-S1」をアップ

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 ソニーは7月8日、HDDオーディオプレーヤー「HAP-Z1ES」および「HAP-S1」のアップデートを発表した。本体ファームウェアに加え、操作アプリ「HDD Audio Remote」や楽曲転送アプリ「HAP Music Transfer」のバージョンアップを含む大規模アップデート。楽曲管理をより正確に行うための機能追加が中心だ。

【他の画像】

●IPアドレスによる強制接続が可能に

 まず楽曲転送ソフト「HAP Music Transfer」では、初期設定時にネットワーク内のHDDオーディオプレーヤー(HAP)が認識できないトラブルに対応した。同社によると、「PC側のファイアウォール設定などによって機器選択画面にHAPが自動的に表示されないことがある」という。こうした場合にHAPに割り当てられているIPアドレスを「HAP Music Transfer」上で直接打ち込むことで、機器を強制的に接続できるようになった。

 なお、HAP側のIPアドレスは、メニュー内の「インターネット設定」にある「接続状態を確認する」で表示できる。

●アルバムからはみ出した曲を戻す

 「HDD Audio Remote」では、同一フォルダ内の“アルバム統合”に対応した。例えば1つのフォルダとしてアルバムを転送したとき、HAP内でアルバム情報が分割されてしまい、1つのアルバムとして表示されないことがあった。これは、WAVなど楽曲自体がタグデータを持たず、楽曲情報サービスの「Gracenote」からアルバム情報をダウンロード・構築する際の不具合。

 「例えばベスト盤に収録されている曲にはシングル盤がある。楽曲によっては、そちらの情報が付与されてしまい、ベストアルバムから外れてしまうケースがあった」(ソニー)。

 こうした場合、今までも「ミュージック情報を編集」メニューでアルバム名、アーティスト名などを統一することで対応できたが、今回は操作がより簡単になった。「フォルダビュー」上の長押しで表示されるポップアップメニューに「アルバムを統合」が加わり、これを選択した後、同じフォルダの中にある“アルバムから外れてしまった曲”をドラッグ&ドロップで本来のアルバムに重ねればいい。

●アルバムやフォルダ単位でミュージック情報の再取得が可能に

 また「HDD Audio Remote」ではアルバムやフォルダ単位でミュージック情報の再取得が可能になった。従来はトラック単位(1曲単位、ファイル単位)でしかミュージック情報の再取得はできなかったが、新たに「アルバム単位」「フォルダ単位」でも可能になった。複数の候補が見つかった場合は一覧を表示して選択できる仕様で、「ジャケットアート情報も一発で整う」(ソニー)という。

●2枚組アルバムのトラブルを解消

 ディスク情報には「ディスク番号」の欄が追加された。例えば2枚組のアルバムを取り込んだとき、それぞれのディスクスに同じトラック番号が付けられているため、1枚目と2枚目の「トラック1」が並んでしまうことがあった。これを正しい順番で表示・再生するために利用できる。

 いずれもGraenote側の精度が上がれば解消できる可能性もあるが、膨大な楽曲データの中には例外も多く、利用しているデバイスも多岐に渡る。

●スリープタイマー設定が細かく

 このほか、プレーヤー本体のアップデートとして、2つの機能が追加されている。1つはインターネットラジオのPower On Resume(パワーオン・レジューム)が可能になったこと。最後にネットラジオを聞き、電源をオフにした場合、次回電源投入時に同じラジオ局が再生されるようになった。

 もう1つは、スリープタイマー設定の改良だ。これまでは30分単位でしか設定できなかったが、アップデートにより、1時間以下は10分単位で設定することが可能になった。


[芹澤隆徳,ITmedia]

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2014.07.09|コメント(-)トラックバック(-)
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