漫画家・赤松健さんが主催するマンガ配信サイト「Jコミ」で、6月19日より福井英一「イガグリくん」の配信が始まっています。福井氏は1954年に亡くなっており、死後60年が経過し著作権はすでに消滅。Jコミでの著作権消滅作品の配信は今回が初となります。
生前は手塚治虫氏のライバルとも呼ばれたものの、1954年に33歳の若さで急逝。「イガグリくん」は氏の代表作で、格闘マンガ・スポーツマンガの原点とも言われる作品です。赤松さんによると、「イガグリくん」の広告収益はいったんプールされ、今後の「漫画文化の発展のために利用される予定」とのこと。
著作権切れ作品の配信と言えば「青空文庫」が有名ですが、漫画の場合文化的にまだ若く、まだ作者の死後50年経った作品は少ないというのが現状。赤松さんは「青空文庫のように『著作権の切れた古いマンガ』をJコミに収録していきたい」「今回の『イガグリくん』は知名度的にも良いケース」とコメントしています。
何週間も前から 、Googleが簡易監視カメラのDropcamを買収するという噂があった。
今日(米国時間6/20)、その噂が事実になった。
正確に言うと、この前Googleに買収されてGoogleの一部になったNestが、Dropcamを買収したことを発表した。詳細は今調べ中だが、現金で5億5500万ドル、という買収価額はすでに発表されている。
Dropcamを知らなかった人、いる? いろんなものを作っているけど、社名と同じ名前の製品はWiFi対応のセキュリティカメラ(ビデオの画質により149ドルと199ドル)で、ユーザのメンテナンス努力がほとんど要らない。すでにWiFiでインターネットにアクセスしているお家(うち)では、なにしろカメラを電源につなげば、それでセットアップ完了だ。またDropcam社のクラウドサービスを利用してリモートで画像を見ることもできるが、その料金は無料だ。ただしアーカイブを保存してほしい人は、月額10~30ドルを払う(従量制)。
DropcamのファウンダGreg Duffyは、ブログ記事で買収について説明している:
NestとDropcamには、よく似た血が流れている。どちらも、既存の時代遅れの、生活を良くするどころか悪くする製品に対するフラストレーションから生まれた。NestのファウンダTonyとMattと何度も話し合いを重ねた結果、われわれが同じビジョンを共有していることが明らかになった。
Googleがサーモスタット(のNest社)を買ったことを非難するプライバシー活動家は、今回の買収で逆上するだろう。〔監視カメラの情報をGoogleが利用する、との懸念から。〕
そこでNestのファウンダMatt Rogersは先手をうった。彼は活動家たちをなだめるために、Dropcamの買収についてこう述べている:
Nestの顧客データがそうであるように、DropcamもNestのプライバシーポリシーに従う。データは、顧客の許可なしには、Googleも含め、誰とも、どことも共有されない。Nestは有料のビジネスモデルであり、広告収入に依存しない。Dropcamの買収にあたり弊社は、同じポリシーをDropcamにも適用する。
Crunchbaseによると、Dropcamのこれまでの資金調達額は4800万ドル弱だ。
(翻訳:iwatani)
アップルがOS X MavericksとiOS向けに提供しているアプリ「マップ」において、航空写真を3Dで表示する「Flyover」の対応都市として東京が追加された。
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「Flyover」は、iOS 6で提供が開始されたが、これまで米国などでの対応となっており、日本国内では、富士山周辺付近などで表示できる程度にとどまっていた。大都市圏内では初めての対応となる。ただし、23区内であっても表示できない区域があったり、東京都内ではない、千葉県浦安市(東京ディズニーランド近辺)が表示できたりと、現時点においては一様な対応ではないようだ。
iOSでの操作手順を簡単解説