
アルガルベ杯決勝(12日、日本0-3ドイツ、ポルトガル・ファロ)1次リーグを2勝1分けで突破した日本は、世界ランク2位のドイツに0-3で敗れ、大会初優勝はならなかった。日本は前半に決定機を多く作るなど試合を優位に進めたが、後半の立ち上がり1分と5分に失点。さらに16分にだめ押しの3点目を許し万事休す。勝負どころでドイツの決定力とパワーに屈した。
日本は中盤での組み立てを武器に積極的に攻めた。9分、MF澤のパスに反応したDF有吉がペナルティーエリア内でボールを受けたが、ドイツにクリアされる。17分にはパス交換から中盤でフリーになった澤が、前線でマークを外したFW大儀見へパス。フリーで遠目からシュートを狙ったが、ゴールの枠を外れた。26分には再び大儀見のポストプレーから右サイドのMF川澄に展開。ダイレクトで入れたクロスをドイツのGKが右手一本でセーブ。ゴール前のこぼれ球にドイツDFと澤、大儀見がなだれ込んだが、ボールは惜しくもゴールライン上で止められノーゴール。攻勢を強めていた日本だったが、36分にはあわや失点のピンチ。ドイツに右サイドを破られると、ゴール前に上がったクロスをドイツFWに合わせられヘディングシュートを浴びる。ボールはわずかにゴールを外れたが、前半の最大のピンチだった。お互いスコアレスのまま後半へ。
日本は後半から澤に代えてFW岩渕、有吉に代えてDF近賀を投入。前線の活性化を図ったが1分、ミスから失点。ドイツが前線に送ったロングボールをクリアしそこねると、ピンチを招く。こぼれ球を奪われるとドイツがDFライン前のバイタルエリアでボールを繋ぐ。最後はパス交換からフリーになったドイツのMFケスラーに豪快に蹴りこまれて先制を許した。さらに5分、日本が中盤でボールを失うと、速い攻めからドイツに右サイドを破られ中央にクロス。ニアサイドに詰めたドイツFWミッタークに左隅に流し込む技ありゴールを見せられ2点のビハインドを背負う。なんとか反撃に転じたい日本だったが、16分に決定的な3点目を献上してしまう。ドイツMFマロジャンに中央でドリブル突破を許すと、パナルティーエリア外から強烈なミドルシュート。ボールがネットを揺らし0-3。日本はその後、懸命に攻めたが、ゴールを奪えず。強豪がそろった大会で初優勝を逃した。