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社員と家族をつなぐ感謝祭 「いつもご飯を作ってくれてありがとう」 - newssabandon

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2026.02.06|コメント(-)トラックバック(-)

社員と家族をつなぐ感謝祭 「いつもご飯を作ってくれてありがとう」


 年に1回、社員の両親や妻たちを会社に招いて「家族感謝祭」を開くのは、採用・就職支援事業を手掛けるグッドニュース(大阪市北区)。感謝祭は半日をかけ、社員一人一人が家族に感謝の言葉を伝え、会社が業績を報告する。家族を交えたコミュニケーションで社員が互いを深く理解し合う一方、家族は普段見えないお父さんや息子たちの職場での姿を知る。会社が育む社員と家族の理解と愛は、業績を支えている。

 家族感謝祭は毎年、会社設立日(10日10日)前後の休日に開催。親や妻、彼氏や彼女を交え、社員全員がコミュニケーションを深める場になっている。親睦にかける時間も長く、感謝祭は昼からスタートし、半日をかける。

 昨年秋に開催した感謝祭は会社近くのレストランで全員が会食。社員の親が子供の頃の話をしたり、妻や彼女がプライベートでの出来事を語ったり…。家族同士、社員同士では、なかなか話題に上りにくい話ができるため、相互理解には格好の機会だ。昼食会のあとは、会社に戻り、社員全員が1人ずつ家族に感謝の言葉を伝えていく。

 「帰りの時間が遅くなってごめんなさい。いつもご飯を作ってくれてありがとう」。営業責任者で入社5年目の坂本典隆さん(35)は一昨年の感謝祭で、ビデオレターで妻に感謝を伝えた。普段言いづらいこともビデオレターにすれば言いやすい。坂本さんは「言葉にできないけれど、妻は喜んでくれていたようです」と振り返る。

 昨年の感謝祭では、息子の言葉に涙する親の姿も。ある社員が「来年は、おばあちゃんも一緒に家族旅行に連れて行ってあげたい」と話すと、父親が感無量に。いつも夜遅くまで仕事をしている息子が心配だったが「成長しているところを見ることができてうれしい」と喜んだ。

 感謝祭では会社の業績も報告する。売上高や利益や会社の預金残高に至るまで細かく説明し、まるで株主総会のようだ。杉岡充敏社長(36)は、「会社のことを良く知ってもらうことで、社員が家族のみなさんから応援してもらえる」と話す。

 感謝祭を始めたきっかけは、3年前に初めて採用した新卒者2人のうち1人を半年で退職させてしまった苦い経験だ。杉岡社長は常々、社員は家族のように大事にしたいと思っていただけに、社員とのコミュニケーション不足が退職につながったことを悔やんだ。

 そんなとき、尊敬する先輩の経営者からある本をもらった。徹底した顧客サービスと低価格で急成長した米航空会社の経営を描く「破天荒!サウスウエスト航空 驚愕の経営」(ケビン&ジャッキー・フライバーグ著、日経BP社)。サウスウエスト航空が取り入れていたのが感謝祭だった。 

 杉岡社長は思いついたことは何でもやってみようと一昨年に感謝祭を導入し、昨年10月に2回目を開催した。杉岡社長は「私たちが作りたい5年後、10年後の会社の未来を、社員の家族とも共有したい」と語る。自社がどれだけ成長しても、社員が何人になっても、感謝祭は続けていくつもりだという。(中山玲子)

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2014.03.09|コメント(-)トラックバック(-)
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