
清水エスパルスは、4月2日にホームで行われるヤマザキナビスコカップ予選リーグ第2節のガンバ大阪戦で、『サッポロ 麦とホップ The gold“がんばれ清水エスパルス缶(350ml)”』付きチケットを販売すると発表した。
同企画はサークルKサンクス、サッポロビール、S-PULSEによるもので、チケットはサークルKサンクスにて販売。後援会の先行販売はすでに開始しており、サークルKサンクス一般先行販売が16日から、一般発売が23日からとなる。限定300枚の販売で当日券は対象外。IAIスタジアム日本平で行われる同試合のAゾーンが対象席種となる。
SOCCER KING
サッカー女子の国際親善大会「アルガルベ・カップ」は10日、ポルトガルのファロなどで1次リーグ最終戦が行われ、日本代表「なでしこジャパン」(FIFAランキング3位)はスウェーデン(同6位)に2-1で逆転勝ちし、2勝1分けの勝ち点7でB組1位となり、2年ぶりの決勝進出を果たした。12日午後2時10分(日本時間同11時10分)からの決勝で初制覇を懸け、A組1位のドイツと対戦する。
強豪スウェーデンに対し、司令塔の宮間(岡山湯郷)や大黒柱の澤(INAC神戸)らベストの布陣で臨んだ一戦。なでしこジャパンが劣勢をはねかえし、土壇場で勝利をつかんだ。
前半42分に不用意な反則を犯してFKから先制された。前線からプレッシャーをかけ、世界屈指のFWシェリンにほとんどボールを通させず、主導権を握りながら、ワンチャンスをものにされた。それでも、最後はワールドカップ(W杯)王者の底力を見せた。
後半4分に大儀見(チェルシー)が相手のバックパスを奪って今大会初ゴール。大儀見の歴代2位となる代表通算48得点目で同点に追い付くと、今大会初出場のGK海堀(INAC神戸)が好セーブを連発。44分に相手のハンドで得たPKを宮間が冷静に決めた。「嫌な時間に失点したが、負ける気はしなかった」と大儀見。宮間は「重圧はあったが、みんなの思いを込めて蹴った」と話した。
昨年大会は宮間、澤を招集せず、若手中心で臨み、1次リーグで1勝2敗に終わったが、今回はベテランを軸にしたメンバーが組織力を発揮。 佐々木監督も「この選手たちは勝負の嗅覚があるし、流れを読むところが体に染み込んでいる」と評価した。
決勝で当たるドイツは2年前に敗れた相手。宮間は「勝って(W杯女王の)面目を保ちたい」と気合十分に話した。
【ソチ=佐々木正明】東日本大震災で津波に襲われた被災地出身の女子高生、阿部友里香がソチ・パラリンピックで大活躍を見せている。2種目の出場となった10日のノルディックスキー距離女子15キロクラシカル立位で8位入賞を果たし「今ある力を出し切れた」と表情には充実感が漂った。左腕のまひ、津波被害という逆境を乗り越え、世界で戦う姿は被災地にも希望を与えている。
1種目のバイアスロン競技13位から中1日で臨んだ10日の女子15キロクラシカル立位。右腕でストックを突き、大きなストライドで懸命に前を追った。ゴールと同時に倒れ込み、目標の入賞。それでも一時は7位に浮上しながら、順位を落としただけに「追い抜くための課題も見つかった」と冷静に振り返った。
生まれたときの事故で左腕が不自由になった阿部がスキーに出合ったのは中学2年の冬。2010年バンクーバー大会をテレビで見たことだった。中学ではバレーボールに打ち込んでいたが、同じく障害を持つ選手が活躍している姿に衝撃を受けた。1年後、親元を離れ、強豪スキー部のある盛岡南高校に進学した。そして競技を始めて3年で日本代表入りを果たした。
震災に見舞われたのは中学卒業の目前だった。岩手県山田町の自宅は津波後に起きた火災にのまれて全焼。自らは高台にあった校舎にいて難を逃れた。家族は全員が無事だったが、地元の多くの人々が波にのまれた。平穏が奪われた15歳の少女はスキーに打ち込むことで自らを支えてきた。だから壮行会では「故郷に元気と勇気を届けられるように頑張るのが務め」と訴えた。8位入賞は自らに課したハードルでもあった。
それでもまだ18歳の高校生。「親戚(しんせき)はウニ取りの漁師。帰ったら、おいしいウニとイクラを食べたい」。競技後には、ちゃめっ気たっぷりに笑った。